川端 顕吾
開発部 開発第1ユニット

川端 顕吾

2010年入社

あんな製品を作ってみたい……
それが強い志望動機です。

シグマ入社の志望動機は、「純粋にカメラを作りたい」という思いだったんです。大学そして大学院では工学部で、電気系やメカニックなことなど、ものづくりの基礎を学んでいましたし、大学時代には趣味で写真も始めていました。海外旅行で出会った各地の風景やサークルの仲間との思い出などを撮影していたんです。ですから、将来は自分の好きなものづくりを、さらにはカメラに携われたらなお良いなと漠然と思っていました。そんな思いを胸に就職活動をスタートし、まずは、さまざまなカメラや光学機器メーカーのサイトをチェックするところから始めたんです。実はこの時が、シグマとの衝撃の出会いだったんですね。一番の理由が、他社とは一線を画すバズーカのようなデザインの望遠レンズ「APO 200-500mm F2.8」。今まで見たこともないようなレンズの常識に左右されないデザイン性と、機能の充実度に夢中になり、「スゴイことをやるメーカーだな」と思ったのが第一印象でした。次第に、そうした他ではできないものづくりをシグマでしてみたいと強く思うようになったんです。

小さなこだわりを積み重ね、
ひとつのカメラは誕生する

小さなこだわりを積み重ね、
ひとつのカメラは誕生する

現在、入社5年目。就職活動からの念願叶い、開発部に配属され、デジタルカメラのメカ設計に携わっています。デジタルカメラのメカ設計とは、光学設計が手掛けたレンズや、当社独自のFoveonダイレクトイメージセンサーなど、パーツを組み合わせてデジタルカメラを形づくる、言わばカメラボディ部分の開発・設計を担う部署です。たとえば、カメラボディの背面にあるボタンや、上部にあるダイヤルもメカ設計の担当です。精密機械であるデジタルカメラ。我々の部署が携わるパーツの数は、200~300以上にのぼることもあります。そして、ひとつひとつのパーツの厚みや素材にこだわり、特にユーザーが直接触れる部分では、操作感やダイヤル音の大きさ、実際に聞きとれる音質にまで気を配って設計していきます。例えば、はじめはおもちゃのように感じたダイヤル音も、自分の経験と感覚で工夫を重ね、品位ある音に仕上げること。あるいは、パーツひとつを微妙に調整して、カメラ自体の印象がぐっとよく感じられるようにすること。そんな小さな積み重ねの効果を日々実感しながら開発・設計に携われるのが喜びですね。

新商品が生まれる瞬間こそが
面白さであり醍醐味でもある

新商品が生まれる瞬間こそが
面白さであり醍醐味でもある

就職活動の際に感じた“斬新な商品を作る会社”というシグマのイメージ。入社後、実際に開発や設計に携わってみて、単なる「斬新さ」を超えた、確固とした哲学というか、理由があってのことだと気づきました。どんな商品であっても、必要な形状や大きさ、さらにはユーザーの要求を満たすことに注力する。そうして「何があるべき形か」を追求して出上がった形が、結果として他にはないものになるということでした。はじめからデザインありきで、奇をてらって生み出される商品は何ひとつない。誰も気づかないような微小な部位までもこだわり抜くことで、外形の印象だけに左右されない品質や品位をもったものとして、自信を持って世に送り出せるのだなと感じています。もちろん、どれほど熟慮したものでも、新製品への評価を聞くのは怖いです。でも、世に出して、触ってもらって、初めて反応を得られるのもがものづくりの醍醐味。そう思うから、上司や先輩、同僚ともディスカッションを重ねたぶんだけ製品はよくなると信じているし、創意工夫の分だけ評価の手応えを感じられるんじゃないでしょうか。

川端 顕吾 開発部 開発第1ユニット

川端 顕吾 (かわばたけんご)

1986年3月生まれ。福井県福井市出身。東京理科大学大学院工学研究科修了。高校まで空手を続け、大学時代にはダンスサークルに所属。一眼レフカメラでの風景や人物撮影が趣味のほか、海外旅行も趣味のひとつで、大学時代より年に1回は海外旅行が目標。昨年はバルセロナからマドリードまで10日をかけてスペインを回った。ほかにも、クロアチア、フランス、イタリア、ペルー。アジア、アメリカなど各地を旅した経験も。

開発部
開発第1ユニットの
仕事について

開発第1ユニットは電子設計、機構(メカ)設計、ソフトウェア開発まで含めたデジタルカメラを開発する部門。川端は、メカ設計を担当。デジタルカメラひとつをとっても必要なパーツは、200~300以上になることもある。例えば小さなボタンひとつであっても何種類にも渡り、用途に合わせて素材や形を設計し、ひとつのパーツを生み出していく。さらに熟慮を重ねて設計したパーツは、試作され、それをまた検証することも大切な仕事。